はじめまして。寺尾ちひろと申します。
去年の11月より、オーストラリアにワーキングホリデーにて滞在中です。
住んでいるのは海があるサーファーの街、ゴールドコースト。
海がとっても綺麗です。
4年前まで私はアメリカに語学留学していました。日本に戻ってきてからの仕事などは、もちろん大変でしたが、言葉が通じる毎日が平凡で
つまらなく感じてきていました。
ワーキングホリデーに行こうと思った理由は、そんな自分への挑戦と、もっと成長したいと思ったためです。
ワーキングホリデーでは、改めて言葉が違う国で生活する事の大変さを学んでいます。銀行口座の設立、車の購入、保険の加入など全て自分でやらなければならないのです。人に頼る事もできますが、今回は人に頼らず生活していきたかったので自分で頑張ってみました。
そしてワーキングホリデーでは現地での仕事が可能です。
まず大変だったのが仕事探し。
オーストラリアでは履歴書を持ってお店に行き、仕事を募集しているか聞いてまわるのです。
私はカフェで働きたかったのですが、経験重視のオーストラリアは、キッチンやバリスタの経験がなければなかなか採用してもらえないようで、色んなカフェに履歴書を持って回りましたが、敗退の日々•••(私が仕事を探し始めた時期が、これから冬になる時期だった事も原因としてあるようです)
それでも今は無事に、オーストラリア人が経営している日本食のレストランとカフェで、サブバリスタとして採用され働くことができました。
大変な事ばかりな海外生活ですが、人に頼らず何事もできたときの達成感は言葉にできないほどです。
私が色々な事に挑戦しようと思い始めたきっかけは、泳げないのにもかかわらずボディーボードをしようと思った事が始まりだった気がします。
私の地元は静岡で、生まれも育ちもウインドサーフィンで有名な御前崎の隣町です。
ずっと海の近くで育った私が、海に行くようになったのは高校生の時でした。
高校入学後、すぐに友達になった子がサーフィンを始めたのがきっかけで私も海に行くように。
さすがにサーフィンは私には無理だと思い、ボディーボードを始める事に。しかし波に巻かれる恐怖、波に乗れてもそのスピードの速さがまた恐怖心を煽り、海に頑張って行っても、波をつかめない事がほとんどでした。更に私は一度、大きな波にのまれてしまい、それ以来海がとても怖くなってしまい、海とは疎遠に、、、
そんな私がSUPを知ったきっかけは、友達の知り合いのサーファーのおじさんで、車が無い私たちをよくサーフィンに連れて行ってくれたり、みんなで行きつけのサーフショップで放課後や休日を過ごさせてくれたりしました。
そのおかげで、私の高校時代の思い出は学校生活よりも海の思い出の方が深いかもしれません。
そして、そのおじさんがやっていたのがSUPでした。
8〜9年くらい前だと思いますが、海外セレブたちがリゾート地でSUPをしたこと事をきっかけにSUPが有名になり始め、私もSUPをしてみたい!と思うように。
しかし、SUPが日本で有名になる前に、そのおじさんは病気で他界してしまいました。
おじさんと友達と3人でワイワイ海に入ったり、海までの道のりをテンションが上がる曲を歌いながら楽しんだりした事を今でも鮮明に覚えています。初めてSUPをした時に、おじさんの事が一気に浮かんできて、天国から見ていたら喜んでくれているかなぁと思いました。今、おじさんが生きていたら、一緒にできたのになぁとSUPをするたびに思います。
SUPは大人から子供まで楽しめるスポーツです。
海は好きだけどサーフィンをするのは怖い。親子で楽しみたい。そんな希望が叶うのがSUPです。
そしてSUPには波乗りとレースがある事を知り、レースに出たい!!!と思うようになりました。
かなりへなちょこですが、何回かレースにも挑戦しました。結果はダメダメでしたが、挑戦した事に意味があると思います。
SUPでの波乗りとなるとやはり恐怖心が勝ってしまい、なかなか挑戦できていないのですが、日本に帰国する前までには、波乗りにも挑戦したいと思っています。
(次なる私の課題です)
年齢や性別、もちろん国籍も何も関係なく、友達の輪が広がるSUP。
しかし日本でもかなり人気になってきていますが、まだまだやっている人は多くはないと思います。もっと多くの人にSUPの魅力を知ってもらい、老若男女問わずたくさんの人に楽しんでもらえたらなと思います。
次の私の挑戦は、日本に帰国したら、積極的にSUPを広める事業などに携わり、SUPをもっと広めていく事。
幾つになっても挑戦し続ける自分でありたいです。
そして、やりたい事があるけど悩んでいる人には、悩まず挑戦していって欲しいです。
挑戦せず一生後悔するより挑戦して失敗しましょう!!
一時期流行ったアメリカのスラングで『YOLO』という言葉がありました。
You
Only
Live
Once
の頭文字を取った言葉で、人生一度きりなんだから何でもやろう!的な意味合いがあります。
みんなで一度しかない人生を思いっきり楽しみましょう。
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